これまで建てたお家:清水町 O邸
震災をはさんで検討がすすんでいた、Oさんのお住まい。
建物自体について大きな変更はありませんでしたが、震災で「液状化」がクローズアップされたこともあり、建て主の方からすれば地盤への関心、私たちからすれば地盤への配慮が格段に強まりました。地盤調査をふまえ、O邸では最終的に鋼管杭を打ちました。
杭打ち後の敷地写真です。
遠目にはわかりにくいですが、のぞくと杭の頭が見えます。
外見は “かわいいお家” がご希望でした。
玄関を入ると玄関収納(下駄箱)の他に、コート類をかけられるクローッゼット、階段下を利用した大容量の物入れが設けられています。
対面キッチン前のリビング・ダイニングスペース。
キッチン奥には洗面入口があり、水回り動線がコンパクトになっています。
階段はキッチン横のこの場所から。
2階と1階水回りとのアクセスが良好で、案外こうゆうのが生活には便利かなと・・・。
最初の図面では、和室に設けられたただの窓でしたが、
大工さんのアイデアで、出窓風に出してちょっとひと工夫・・・和室に素敵な一角ができました。
震災後着工した新築としては、初めてのお引き渡しとなったOさん。
世の中にはまだまだ"不安”や“心配”が蔓延しています。
そんな中、Oさんの持ち前の明るさが私たちにも“元気”をくれました。
だからいい家が出来上がったと思います。
O家の皆様、これからもお健やかに!!
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